税理士選びは医者選び

あなたの身近な所に一通りのハード、ソフトを備えた税理士事務所が数多く存在していることでしょう。

で、いざ飛び込んで相談してみると、儲けの少ない所得税確定申告はやらない、相続税は外注税理士に丸投げ、「公益法人はちょっとうちでは・・・」、など意外な答えが返ってきたり、「大丈夫ですよ」と言いながら、報酬だけは毎月しっかりとって、年に３回しか来てくれないところがあるんです。


私がお医者さんを選ぶときは、まず近場で、症状に応じた処置ができ、信頼の置けそうな、設備の整った病院を選びます。そしてそこから初めてお医者さんに出会い治療を受けます。最初は立地、設備、評判など外側から見える要素で病院を選ぶのですが、最後の決め手はやはりお医者さん（とそのスタッフ）だと思います。

治療にあたるお医者さん（やスタッフ）が技術的、人間性に問題がある（信頼できない、横柄、適当、質問にきちんと答えてくれないなど）場合は次回からはよそへ行くようにしています。

税理士も同じように、お客様と同じ目線に立ち、かつ懇切丁寧に説明を重ね、一緒になって事業の発展に知恵を絞るという姿勢がなければ淘汰されてしかるべきと感じています。　そのためには、日々精進、研鑽を重ねるのは勿論のこと、何でも気兼ねなく相談していただけるよう、常に人間性の向上に努め、信頼のおける企業（ビジネス）ドクターになることが求められます。

ハード(外側）はいくらでも整えられますが結局は、サービスを提供をする人が肝心なんです。

あなたの身近な所にきちんと耳を傾けて、全力で対処してくれる税理士はいますか？

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